アウトプットとつぶやきと

日々のあれこれをランダムに綴っています

アラフォー 初めての富士登山 1日目

コロナ禍で、富士山の登山者の数が少なくなっているという事と、山小屋も受け入れ人数を減らしているという情報を知って「今が富士山に登るチャンスだ!」と、思った私。

 

富士登山に向けて山形にある月山で準備登山をしたり、必要な山道具を揃えたりレンタルしたり準備は整いました。あとはツアーに申し込んで、富士山に行くだけ!

 

ネットでツアーをいくつか調べたところ、お値段も安くて富士山ガイドのついたツアーである、サンシャインツアーの富士吉田口ルート八合目以上の山小屋を確約されたツアーに申し込みました。

 

www.sunshinetour.co.jp

 

山小屋を選べるタイプのコースもあったのですが、どこの山小屋がいいかは全くわからなかったので、とにかく8合目以上の、山頂に近い山小屋に泊まれるコースを選びました。

 

サンシャインツアーの良い所は、1名でも催行してくれて、出発の2日前の午前中までならネットで申し込みがで切るところです。

 

私は、自分の登山装備を持っていたので、装備をレンタルする必要もないので、ギリギリ2日前に申し込むことができた訳です。

 

ぐずぐずしていたらお盆休みに入ってしまい、お盆休みには台風がいくつか日本に接近していました(汗)。

 

雨の中での登山はしたくなかったので、ギリギリまで天気予報を見ながら出発日を狙っていて。

 

ちょうど台風と台風の間の一日が、なんとかお天気が持ちそうだったので、8月11日出発でツアーに申し込みを入れたのでした。

 

ツアー当日は、新宿の都庁下の大型バス乗り場に集合です。

コロナ禍だから、そんなに参加者数も多くないかな?と思っていたのですが、集合場所について驚きました。めちゃめちゃたくさん人がいます!

 

そして、今まで参加したバスツアーだと、お1人様が多かったのですが、今回は若いグループが多く、正直1人はとても心細かったです。

 

でも、もう申し込んでしまって後戻りはできないので、あとは無心で着いていくしかないと腹をくくりました。

 

バスに乗る前に検温をして、決められた座席に座って出発です。

 

驚いたことに、そのバスにはツアーの担当者らしき人は、一人も乗車しませんでした。

バスの運転手さんのみです。

 

発車してからバスの運転手さんから、休憩場所やレンタル装備品のピックアップの後、富士山5合目に行くことをアナウンスされました。

 

新宿を出発してから、休憩でどこかのサービスエリアに寄って(どこのサービスエリアだったかは忘れました)、次に止まったのはやまどうぐレンタル屋河口湖店さんでした。

 

着いたら、お店のスタッフの方がバスに乗り込んできて、レンタルを希望した人はバスを降りて、お店で自分の頼んだものをピックップして、またバスに乗り込むように指示を出していました。

 

私はレンタルしないので、そのまま車内で待っていました。すると、9割ほどの人がが続々とレンタル屋さんに吸い込まれていきます。

このツアーのほとんどの方は登山装備をレンタルしているようでした。

 

そして、手早くレンタル品をピックアップして、みんなバスに戻ってきたら、富士山5合目を目指してバスは走りだしました

 

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ようやく富士山五合目に到着したら、また外からスタッフの方が1人バスに乗ってきて、ツアーが利用できる専用の着替えとロッカーの場所(雲上閣)を教えてもらい、1時間後にロータリーの所に集合するように説明をしていきました。

 

以前サンシャインツアーを使った人の体験談を、ブログで読んでいまして、ご飯を食べて集合するまでにそんなに時間がないことを知っていたので、さっさとロッカーに富士登山に不要なものを預けてきました。

 

もともと、下山後に行く温泉用に着替えとかを持ってきていたのと、バスに乗り込んできた案内係の人が、荷物はなるべく減らした方が良いということを言われていたので、減らせるものは減らしました。

 

私の荷物は、月山での登山経験から荷物を減らしていたので、(重い荷物もって長時間歩くの無理だと悟ったので)少なかったのですが、その中からおやつなど山小屋で買えるものは置いていくことにしました。

 

もう既に登山の服を着ていたのと、装備も自分のなので、バスロータリーの辺りで石を椅子にして、持ってきたおにぎりを2つ食べお腹を満たしました。

 

そして、富士山5合目にある小御嶽神社に、富士登山無事に行って帰ってこれるように参拝をして、ぶらぶらしたら1時間があっという間に経ちました。

 

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集合場所に行ったら、今回お世話になる富士山ガイドの方が2名いたので、みんなが揃ったら出発かな?と思ったら最後の荷物チェックが始まりました。

 

私は、山小屋では着替えないし、おやつも水も途中で買おうと、必要最低限しか持っていませんでした。

 

なので、これ以上減らす物はなかったのですが、他の方々は水を2ℓ入れていたり、おやつの大福を5個ぐらい持っていたりで、私もびっくりするくらい荷物を持っていました。

 

それらは、ガイドさんに見つかって、大きな黒いボストンバッグの中に回収されていきました。(下山した後に、そのボストンバッグから、回収するというシステムになってます。)

 

ガイドさんが、それぞれのリュックを手で持って、重さがオッケーになるまで荷物を減らすことになりました。(これ、結構時間かかりましたw)

 

荷物が減ったら、最後に登山靴の靴紐を結び(もちろん結び方も教えてもらいます)、いよいよ富士山頂上へ向けて出発です。

 

富士山5合目の入り口には、富士山保全の協力金を募っていて、協力する人は1,000円払う事になっています。

1,000円払うと、証明の木札のようなものを頂きます。この貰えるものは、毎年違うようで、私も1,000円払って木札を頂きました。

 

富士登山口付近には、足の裏の泥を払えるマットが設置されていて、富士山に外から持ってきた種や菌を入れないような仕組みになっていました。

 

外から入ってきた生物が、富士山の生態系を壊すことを防ぐためだそうです。このことを知らなかったので、とても勉強になりました。

 

登山を開始して、緩やかな上り坂を歩いている時に、山道の写真を歩きながら撮っていたのですが、ガイドさんに止められました。

 

歩きながらの写真撮影は危険なのと、ペースが落ちてしまうからということでした。写真を撮ってもいいのは、休憩とかで足を止めている時だけにしてほしいということでした。残念ですが、団体のツアーなので、仕方のないことだと思います。

 

総勢20人以上はいたと思うのですが、登山に不慣れな人はガイドさんのすぐ後に着いて登るように言われていたので、私はなるべく前の方について、登ることにしました。

 

5合目から入って6合目付近まではなだらかな上り坂なので、そんなに辛くもなく、またガイドさんの歩行ペースがゆっくりなので、辛くなく登れていきました。

 

下山してくる人と6合目まではすれ違うのですが(吉田口は6合目以降は登りと下りは違うルートなので)、みんな同じように疲れた顔をしていました。

 

それを見たガイドさんが「あれ、明日の皆さんの顔ですからね(笑)。」って言われてて、どんだけ辛いのかドキドキしました。

 

6合目を過ぎたあたりから岩場が出てきて、富士山が噴火した時にできたんだろうなぁというような、溶岩です。そこを、地味に登っていきます。

 

私は月山で、富士登山準備をした時にストックの使い方を習っていたので、今回もストックを使いながら登ります。ストックのおかげか、脚だけで登るよりは楽な気がします。

 

やっと7合目の山小屋で休憩することになりました。私は、どうしても7合目にあるトモエ館でしか売ってない「富士山クリームパン」が食べたくて。(もしそこで休憩しなくても、こっそり買っておこうと狙っていました。)

 

偶然にも、トモエ館で休憩することになったので、気兼ねなくクリームパンとチャイを買って糖分補給ができた!

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ついでにお手洗いも借りたのですが、ガイドさん曰く「トモエ館のお手洗いは吉田ルートの山小屋の中でも1・2を争うほどの綺麗なお手洗い」ということで、確かに綺麗でした。

 

少しではありますが、手を洗う水も出たのですごく驚きました(富士山では水が使えないと思い込んでいたからです)。

 

ゆっくり歩いているので、休憩もそんなにたっぷりな時間を貰えるものではなく、また歩くことになりました。

 

しばらく岩場が続きます。また、7合目から8合目までもが、とっても長い距離でした。岩を登っても登っても8合目が見えてこない。

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ところどころで休憩をしながら登ったのですが、ここまで来るとついてこれない参加者の人が何人か出てきました。

 

だんだん遅れて、列の一番最後になってしまい、明らかにぜーはー言って辛そうです。ガイドさんも、リタイアすることを提案されました。

 

やはり自分でも、もうこれ以上は無理ということが分かったからか、リタイヤをして7合目と8合目の山小屋に泊まることになっだそうです。

 

確かに登る前にも、「ガイドさんの判断でリタイヤをお願いすることがある」とは言っていたのですが、ここまで来てリタイヤっていうのはかわいそうだなぁと思いました。

 

そして、そのままついていける人達は、黙々と登り8合目の白雲荘という山小屋のところで休憩をしました。

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スープやココアなど、休憩の時に頼むことができました。私は、しょっぱいものが飲みたくなったので、卵スープを買いました。(値段はこんな感じで富士山価格)

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ずっと歩きながら汗をじわじわと書いていたので、塩分が必要になってきたんだと思います。こちらで飲んだ卵スープは下界の卵スープよりも美味しかったです。

 

そして、その日のお宿は、吉田ルートの山小屋の中で一番高い場所にある御来光館という山小屋(8.5合目)なので、8合目にたどり着いたとはいえ、まだまだ登らなければいけませんでした。

 

ガイドさん曰く、今日登れるだけ高いところに登った方が、明日の朝出発してから頂上までが楽なので頑張りましょうということでした。

 

すっかり夕方近くになり、もうちょっとするとヘッドライトを使わなければいけなくなるので、その前に山小屋に着けるように頑張ろうということでみんな満身創痍だけれども、頑張って登りました。

 

8合目にもトモエ館があって、こちらにもここでしか食べれない、「富士山アンパン」が売っていました。(見た目はクリームパンと一緒w でも、中身が違います!)

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それを買って明日もおやつにします。また、こちらではアンパンを買うと、飲み終わったペットボトルを引き取って捨ててくれるので、ありがたく空のペットボトルをお願いしました。

 

8号目から8.5合目まですぐなのかと思ったら全然そんなことなく、それからまたしばらく山を登ることになりましたが、頑張ったおかげで暗くなる前に山小屋にたどり着くことができました!(写真は、寝る前に取ったものなので夜です。)

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私にとっては、人生で初めての山小屋です。ドキドキワクワクしながら中に入ったら、寝るスペースは2階の部分ということで、はしごが屋根裏のようなところから伸びていました。そこに次々と寝るスペースを割り当てられ、登っていきます。

 

コロナの感染症代謝対策でひとり一つの寝袋、横の人との間には布で仕切りがされていて1人のスペースが守られていました(写真は、すっかり取り忘れました)。

 

数年前に富士登山をした人の話だと、山小屋は一つのスペースに3人くらいが押し込められるようだったので、今年は本当に人数が少なく快適だったんだなぁと思いました。

 

自分のスペースで荷物を解いたり、くつろいでいるとご飯の時間になって呼ばれました。

山小屋はカレーライスが出てくるものと思い込んでいたのですが、こちらの山小屋はハンバーグ定食でした。

スープとサラダも付いてボリューム満点、私はお腹がとっても空いていたので、全部ぺろりと食べてしまいました。

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あとで知ったのですが、お腹いっぱいに食べると、その後横になると肺が圧迫されて高山病にかかりやすいそうなので、食べる量は気を付けたほうが良いのかもしれません。

 

幸いにも私は標高が高くなって空気が薄くなる頃から、ガイドさんに促されるままずっと深呼吸をしていたので、今回山病にはかかることなく普通に過ごすことができました。

 

御来光館のトイレもとても綺麗で、手を洗う水もありました。ガイドさん曰く、このお宿のお手洗いが吉田口ルートの山小屋で一番キレイということです。

 

ご飯を食べて外の景色を見て、写真を撮ってトイレを済ませたら、もう寝る準備です。

次の日に備えて準備をしたら寝袋に入ってさっさと寝てしまいました。翌日は朝3時半の出発とのことだったので3時に目覚ましをセットしました。

 

山頂に一番近い山小屋に泊まれたので、3時起床でも十分間に合うようなのですが、8合目ぐらいの山小屋に泊まったら、もっと前に起きなければいけなかったと思うと、御来光館に泊まって本当に良かったなぁと思いました。

登山を始める時に自分で買い揃えた物

登山を始めるにあたって、必要な装備で大物(必ず必要で金額の高いもの)である、靴とバックパックと、レインウェアはレンタルすることができました。

 

mamiemonblog.hatenablog.com

 

ですが、その他にも揃えておかなければいけない物はいくつもありまして。

それは、どんなものか、どうやって買い揃えていったか、ということを今回はお話したいと思います!

 

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まず、頭に思いついたのは、登山ウェア。

なんとなく登山ウェアのイメージはあったのですが、正直よくわかっていませんでした。

 

登山を始めてみて、だんだん分かってきたことが、登山の服装はレイヤリングと言って重ね着をすること。

その重ね着は、何をどう着て重ねていったら良いのか、というのが初心者には全くわかりませんでした。

それに、重ね着ってセンスとか出ちゃうだろうし、重ねるってことはいっぱいウェアを買わなくちゃいけないわけで・・。

初心者としては、出来れば必要最低限でウェア代は抑えたいとも思っていました。

 

ネットで情報収集しても、あんまりよく分からなかったので、「もうこれはアウトドア専門店に行って、店員さんに聞きながら必要な物を買い揃えた方がいいのではないか?」

と思って、特にこだわりはなく、会社の帰り道に見かけたことのある、モンベルに行ってみようと思いました。

そこで店員さんに、登山を始めるのにどんなウェアが最低限必要なのかを聞きながら、揃えようと思いました。

 

モンベルには、数回に分けて行きました。1回じゃ終わらなかったから。

最初に行った時に、お店の人に「登山を始めるのにウェアを揃えたいんですけど、お話聞けますか?」と言ったところ、

今思い返しても謎なのですが、「どんなの山に登るのかというのを、まず初めはわかった方がいい」ということで、

登山地図が売られているコーナーに連れて行かれ、お洋服とか装備のことは全然教えてもらえませんでした。(笑)

その時はそのまま帰ってしまったのですが、やっぱり自分でどうにかしようと思ってもわからないものは分かりません。

 

なので同じくモンベルの別のお店に行ってみることにしました。

そこで今度は具体的に、「夏に富士山に登ろうと思うので、必要なウェアはどんなものがあるのか教えてください」と尋ねたところ、その時の店員さんは親切に色々と教えてくれました。

 

「夏山登山で富士山」というキーワードから、必要なウエアをいくつか教えてもらいました。

また、富士山に着ていけるウェアなら、他の提案は大体カバーできるということで、今思うと、富士山の名前を出しておいて良かったと思います。

(ありがとう、富士山)

 

自分で買い揃えた物

・長ズボン

webshop.montbell.jp

 

・長袖Tシャツ

webshop.montbell.jp

 

・半袖の下着

webshop.montbell.jp

 

・パンツ

webshop.montbell.jp

 

・靴下

webshop.montbell.jp

 

・ネックゲイター

webshop.montbell.jp

 

こう書いてしまうと、何だ普通ユニクロでも揃うじゃんと思いがちですが、登山のウェアは汗をよく吸って、乾きやすい素材で作られています。

登山を始めてわかったのは、汗をそのままにしておくと、ウェアについた汗が、かわこうとして体の熱を奪ってしまい、低体温症になってしまうということです。

低体温症になると、最悪死んでしまうケースもあるそうなので、登山では乾きにくい綿素材やジーパンは御法度なのです。

 

汗をかいても乾きやすい素材を各メーカーは開発しています。モンベルの場合はウィックロンという素材でした。

なので、ウィックロン素材のTシャツで、高い山だと直射日光が強いので、半袖でなく長袖を進められました。

 

また、長ズボン一つにとっても、薄手厚手など色々なバリエーションがあって、素人だとよくわからなかったです。

なので、夏の富士山に行くと仮定してそそれに合った素材のウェアを紹介してもらったのですが、結果大正解でした。

 

長ズボンも、モンベルの場合丈の長さもショートと普通とロングと3パターンあるので、自分の足のサイズに近いものが見つかるとは思うのですが、

山での足さばきに関わるので、なるべく自分の足にの長さに合わせて裾上をした方がいいということでした。

裾上げは、1週間位で出来上がったと記憶しています。

 

このようにして、私は何回かモンベルに足を運び、登山を始めるにあたって必要なウェアなどを揃えました。

 

もともと手元に帽子があったのと、手袋もワークマンの99円のゴム手袋を代用しました。

また山小屋や山頂の寒い時だけで着るダウンは、ユニクロのウルトラライトダウンで充分ということだったので、それも手持ちのダウンを活用しました。

 

登山ウェアを扱うアウトドアショップは、The North Faceとか色々とあると思うのですが、ネットで料金を比較した時に、モンベルが他よりもリーズナブルだと思います。

 

値段を抑えて、登山装備を買い始めるには、モンベルでちょうど良かったし、ありがたかったなと思います。

登山デビューで月山登拝 丑年御縁年の出羽三山ツアー 2日目

1日目の様子はこちらのブログです⇒

mamiemonblog.hatenablog.com

 

個室対応の宿坊である生田坊に泊まっていたので、メインの宮田坊まで移動しなければなりません。

なので、4時頃起床して5時前に宮田坊集合だったと記憶してます、朝めっちゃ早くて寝坊して遅れるかと思った。

 

宮田坊さんに着いたら、朝とお昼のお弁当を受け取り、バスに乗って月山の登山口まで移動します。

 

幸いにも朝からお天気が良く、絶好の登山日和でした。

登山するのが学生の時以来で、月山がどんな風な山なのか、果たして自分が登れるのか不安な気持ちでいっぱいでした。

 

この時点で、他のツアー参加者さんと特にお話しをしたり、仲良くなったりはしていなかったので、他の人の登山歴がどんな感じなのかも全く知りませんでした。

(経験者ばっかりだと、ついていけないかもという心配。)

 

登山グッズや服装を見ると明らかに自分の持ち物っぽいので、登山初心者ではなさそうな雰囲気はあります。

 

月山8合目の登山口に到着しました。

8合目は結構標高が高く、青空と白い雲を遠くに眺め、とても景色が良かったです。これだけで大満足。

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今回は羽黒さんルートというルートをたどり、月山頂上まで着いたら姥が岳のロープウェーを下って最後は下山します。

ツアーガイドさん2名に加え、月山の先達さん1名の合計2名の方に引率されての登山になります。

 

登山開始時に、参加者のうち何人かが、ストックをの準備を始めていました。

私もストックは持っていたのですが、どのタイミングで使うのか全く想像もつかなかったので、「今なんだ!?」と焦りつつ自分も便乗して用意しました。

 

弥陀ヶ原湿原を通り、御田ヶ原参籠所で最初の休憩です。

ここまではさほど辛い道のりではなく、ハイキングのような感じでした、朝早く出発して朝食もまだ食べていなかったので、休憩の時に手渡された朝食を頂きました。

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ちょうど外にあったベンチとテーブルを使うことができたので、青空の下で塩気のきいたおにぎりを食べました。美味しかった。炭水化物万歳!

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その時に実は今回登山が初めてということをボソッと言ったら、近くにいた女性も「実は私も。」ということで一気に親近感。

彼女もストックをどのタイミングで使うのか全くわからなくて、ドキドキしていたそうです(笑)。

 

朝ごはんを食べたら、そこから仏生池小屋という山小屋まで九合目にある山小屋まで登山開始です。

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綺麗な湿原を一定のペースで歩いていきます。途中で休憩を入れながら歩いているので大きく遅れることもなく、ついていけました。

 

先達さんが甘党だったみたいで、仏生池小屋で売られているアイスクリームを食べたいから頑張ろうと言われ、小山で頑張って歩くことになります。

 

佛生池小屋が見えてくると、まるでそこは、日本ではなく(行ったことないけど)スイスとかあっちの山の景色のようでした。

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私も甘いものが大好きなので、物象池小屋でチェリーソースのアイスクリームを頼んで食べました。登山をしていて疲れた体にアイスの冷たさと甘さが染み渡ります。

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そこから月山神社頂上にある月山神社まで登山開始です。だんだん岩もごつごつしてきて険しくなってきました。

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ストックを使っていたのと、あと機能性タイツをズボンの下に履いていたので、足が楽々上がってそんなに苦労することもなく、岩の道を進むことができました。

機能性タイツ凄いですね。

 

また、まだ初夏だというのに、トンボがたくさん飛んでいて、しかもとても人懐っこくて、私の指に1羽泊まり、全然離れようとしませんでした。

 

そしてしばらく一緒に登山をしたんですけれども、月山は過去の山と言われていて、亡くなった人と会える山とも言われているそうです。

 

何かの本で読んだのですが、トンボは亡くなった人の魂が宿っているそうで、私の指に止まっていたトンボもひょっとして亡くなってしまった、私の知り合いの誰かだったのかもしれないなんて思ったりしました。

 

月山頂上が近くなってきて、「行者返し」という大きな岩場を通らなければいけないところに出てきました。

そこでは、「ストックを使わないで手を使って登った方が良い」というアドバイスでストックをしまって登りました。

 

今回のツアーでは、ツアーガイドさんが要所要所で山の歩き方を教えてくれました。

例えば登る時には、高低差の低いところを探して登った方がいいとか、ジグザグに登った方がいいとか、ストックを使う時は三点支持とか。

1日の中で、登山の技術をたくさん教えてもらいながら実践することができて、とても勉強になりました!

 

月山の頂上は、月山神社が夏の間だけやっていて、写真は入口までしか取ることができません。

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神社の中に入ってお祓いをしてもらい、先達さんが神社の前で祝詞をあげてくれました。感動!

また、こちらの神社では先祖供養ができるということで、私も父方と母方の先祖の供養をお願いしました。

 

神社のお守りの授与所に、百名山の月山頂上のバッチもあったので、私はそれをお土産に買いました。(初めての頂上バッジ)

 

月山神社を後にしたら、神社の近くにある頂上小屋に移り、そちらでなめこ汁を買って朝持たせてもらったお昼ごはんを食べました。

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なめこ汁はなめこ以外にも、その土地でとれた見たことのないきのこも入っていて、歯ごたえ抜群でとっても美味しかったです。

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こちらの頂上小屋は宿泊することも出来て、食事が美味しいので有名だそうです。私もいつか泊まってみたいと思います。

 

月山神社を後にしたら、あとは姥沢リフトまで下山します。

こちらの道は大きな岩がゴロゴロあって、急勾配で降りるのにとても勇気がいりました。(降りるのに精いっぱいで、写真撮れず。)

 

ですが、ストックを持っていたのでストックを使って三点支持をすることで、体の安定が保てたので安定して降りることができました。

 

途中、雪がまだ残っているところがあって、雪道を通ったのですが、想像以上にツルツル滑って何度も転びそうになりました。

 

下山するに従って、だんだん雲が出てきて、天気が崩れかけてきたのですがなんとか下山するまで降られずに済みました!

 

なんとかリフト乗り場までたどり着いた時には、達成感と安堵の気持ちでいっぱいでした。

リフトに乗って降りている時に、リフトの肘掛のところにトンボがまた一羽止まってきました。

 

しばらく止まったまんまで、じっとこちらを見ているのを見ると、亡くなった誰かが合いに来てくれているみたいで、なんだか胸がギュッとしました。

 

月山登山を終えて、登山がアリかナシかということを考えると、断然アリということで、この後で本格的に登山を始めようと決めました。

 

東京へ帰る道すがら、立ち寄り温泉によってさっぱりと汗を流し、あとはサービスエリアで夕飯を食べたりしてスムーズに東京に帰ってこれました。

 

今回は主要な登山グッズをレンタルしていたので、洗ったりメンテナンスすることもなく、翌日に山道具レンタル屋に返しに行きました。

(希望すれば郵送で送ることもできます。)

 

これが、私の登山デビューのお山「月山」でした。

登山デビューで月山登拝 丑年御縁年の出羽三山ツアー 1日目

別の記事でも書きました通り富士登山の前に準備登山で月山に登ることにしました。

 

mamiemonblog.hatenablog.com

 

なんで月山に登ることにしたかというと、旅行会社四季の旅のホームページで「今年は出羽三山は丑年御縁年」ということで、今年参拝した人は12回参拝したことになるというLucky Yearということを知り、とっても行きたくなったからです。

 

www.shikiclub.co.jp

 

出羽三山ツアーに申し込みをして、あとはホームページに書いてあったツアー参加に必要なものを「やまどうぐ屋」でレンタルしたり、自分で用意したりして着々と準備をしました。

 

コロナ禍で、誰かを旅行に誘うのも気が引けたので、1人で参加しました。

幸いバスツアーもオプションで2席を1人で使えたり、泊まる宿坊も個室を選ぶことができたので、できる限りソーシャルディスタンスは保つことができると判断しました。

 

ホームページに「女性の1人参加も歓迎」と書かれていたのが、参加を大きく後押ししました。

 

ツアー当日は、新宿の都庁前のバスターミナルからに集合して出発です。

集合場所には、リュックサックを背負った山の格好をした人達が集まっていて、中には女性1人で参加している人も結構いたので、内心ほっとしました。

 

バスに乗車して、目的地の出羽三山へ出発です。

このツアーでは、初日に湯殿山神社を参拝し、その後に羽黒山神社に行き、その日は羽黒さんの近くの宿坊に泊まります。

翌日は早朝から月山頂上へ登山をし、帰りの道すがら日帰り温泉でさっぱりして、新宿に帰ってくるというスケジュールでした。

 

このツアーの良いところは、登山の時に不要な荷物はバスに置いておけるところでした。

なので、登山のリュックサックに全ての荷物を詰め込む必要がないので、大きな旅行鞄に色々と必要なものは詰め込んで、分けて持っていきました。

 

服装なのですが、初日の湯殿山羽黒山神社でに行く時に、登山の格好が必要だったか分からなかったんですけれども、荷物を増やしたくなかったので登山の洋服を着ていました。

あとで振り返ると、初日は普段着で良かったのではないかなとも思いました。

 

東京から山形までは高速バスとはいえ、結構時間がかかります。

途中でいくつかのサービスエリアで休憩を取り湯殿山神社を目指しました。

 

最初の目的地の湯殿山神社は、「聞くなかれ 語るなかれ」と言われていて、どんな神社かというのは、参拝した人は話してはいけないことになっています。

なので、ここでは詳しくは書けないのですが、一の鳥居から二の鳥居に行くまでの道は往復のバスが出ているので、歩いたり登ったり辛い人も連れて行ってもらえます。

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一の鳥居をくぐってからは、自分の足で歩かなければいけないのですが、そんなに急な山道ではないので辛くはありませんでした。

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本当に語れないことが残念なくらい、普通の神社とは趣の異なるとても素晴らしい神社です。是非1度訪れてほしい!

 

湯殿山神社の参拝の次は、羽黒山神社です。

羽黒山神社は、ミシュランを獲得した石階段や五重塔などでも有名ですが、今回は石階段の登りはなく、直接羽黒山神社の近くまでバスで乗り付け、神社にお参りをした後、石階段を下るのみでした。

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羽黒山神社に到着した時間が夕暮れ時で、オレンジ色の柔らかい日差しに包まれた神社は、ひぐらしの鳴く声が静かに響いていて、人もまばらで、なんとも懐かしいような、切ない気持ちがしました。

 

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私の脳内にはBGMで森山直太朗の夏の終わりがエンドレスで響いていました。

 

なんか、小さい頃夏休みに田舎の祖母の家に行った時のことが、妙に思い出されてエモい気持ちになりました。

 

ちょっとおセンチな気持ちに浸りながら、羽黒山神社を参拝したら、バスの集合場所に行くために、有名な長い石階段を下ります。

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石階段を登らなくてもよかったので、体力的には全然楽でした。

とはいえ、石階段の幅は狭く滑ったら大怪我をしてしまうので、気をつけながら長い階段を降りるのは、ずっと緊張してしまうので少し疲れました。

 

途中の石階段には、昔の人が遊び心で掘った様々な柄があるそうなのですが、降りるのに一生懸命で、その柄を探す余裕なんて全くありませんでした。(笑)

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長い石階段は、夕暮れ時も近かったので人もあんまりいなかったり、階段の途中にある有名なお茶屋さんが閉まってしまったり、夏の終わりに少し物悲しい雰囲気が漂いました。

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人気のいない石の階段を、ひぐらしの鳴き声を聞きながら、ずっと下っていくのは途中少し心もとなかったです。一緒のツアー参加者は、さっさと階段を下っていったのか、それとも他の道があってショートカットしたのか謎でした。

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羽黒山神社参拝後の集合場所から、その日お世話になる宿坊まで、バスで移動しました。

 

相部屋でもOKの人は、宮田坊という宿坊に泊まり、その宿坊で皆で一緒に夕飯を頂きました。お夕飯は精進料理で、月山付近で採れた山菜などをふんだんに使われて、ボリューム満点のご飯でした。

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私が特に美味しいと思ったのが名物のごま豆腐です。あんがかかっていてとろっとしてとても美味しかったです。

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ご飯を食べ終わった人から、個室を希望していた人は、別の宿坊に移ります。今回お世話になったのは生田坊さんという宿坊でした。

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歩いて行けなくもない距離だとは思うのですが、荷物もあるからか車で連れて行ってもらいました。

 

着いた人順で部屋を割り当てられたのですが、私が案内された部屋は生田坊さんの中でも新しいお部屋の一つということで、クーラーも完備されていて、真新しい匂いのする綺麗なお部屋でした。

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荷物を一旦ほどいた後は、お風呂に入ったのですが、お風呂も温泉で茶褐色のお湯でした。温泉に入れると思っていなかったので、とても嬉しかったです。

ちょっと熱めのお湯に浸かったら、その日の疲れが全て吹っ飛ぶような感じでした。

 

お部屋に戻って次の日の支度をしたら、朝が早いのでそのまますぐにお布団に入って寝てしまいました。

 

個室だからマスクする必要もないし、お部屋にお手洗いも洗面もついているので、本当にゆっくり休むことができました。

また、羽黒山に行く時には、生田坊さんのお世話になりたいです。



 

 

 

登山用品をレンタルしてみた

以前のブログでも書いた通り、富士登山をする前に準備登山として月山に登ることにしました。

mamiemonblog.hatenablog.com

 

登山をやったことのない人間にとって、登山に必要なものというのは、リュックに動きやすい靴に洋服くらいのイメージなわけでして

多分、低い山 例えば高尾山とかへの準備だったら、そんなに深く考えずにユニクロとかで売っている、スポーツウェアかカジュアルウェアを用意していたと思います。

 

しかし、月山は標高1984mの高い山なので、夏でも頂上の気温は平地よりも差があって涼しいと聞いていたので、きちんと調べて準備しようと思いました。

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登山に必要な物を全部そろえるのはお財布的に厳しいし、登山して「やっぱり登山好きじゃない。」ってなった時に、とってももったいないのでレンタルできるものは借りてしまえ、という流れになりました。

 

四季の旅のツアーのページに、山道具をレンタルしてくれる情報も載っていたのがありがたかったです。

 

レンタル店の情報は2つ記載があって、どちらもネットでレンタル申込できるようでした。

でも、登山が初心者で月山登山にはどんな登山道具が必要で、どんなふうに選んだら良いのか分からなかったので、実店舗に赴いてお店の人と相談しながら、靴を試したりとか洋服のサイズを試したりしたかったので、新宿にお店があるレンタル屋さんに行くことにしました。

 

その名も、まんま「やまどうぐレンタル屋」さんです。

www.yamarent.com

 

コロナ禍なので予約が必要だったかもしれないのですが、私はそのまま何の予約もしないで空いていそうな日時を見計らってお店に行ってみました。

 

新宿の西口のビルの中に入っているお店で、お店に入るとスタッフの人がすぐに気づいてくれました。

そこで「初めてなんですけれども、登山用のレンタルを考えていてお話聞かせてください。」と声をかけて対応してもらいました。

ちょうどその時は、他にお客様がいなかったので、すんなり対応してくださったのですが、入店できる人数も3名とか絞られているようなので、事前に予約はした方がいいのかもしれません(汗)。

 

スタッフの人に、「登山が初めてで、今度ツアーで月山に登るのに必要な装備を教えてください。」と伝えると自由に三つ組み合わせてレンタルできるセットというのがあるので、それでリュックと靴とレインウェアを借りることにしました。

 

この三点は登山をするにあたって、必ず必要な装備で、でもどれもお値段が高いので、いっぺんに揃えるのは厳しかったのでレンタルできてとても助かりました。

 

登山靴は普段はいている靴よりもサイズが少し上のものを選ぶと良いとか(厚手の靴下を履くから)、レインウェアも下にウェアを着た上に着るので、そこも考えてサイズを選ぶのが良いとか、色々とサイズ感について教えてもらえたし。

 

実際にその場でウェアのサイズを羽織って確かめたり、靴も履いてサイズを確かめれたのが凄く良かったです。

 

これ、自分でネットでポチポチしてたら、いざ履いたり着た時にサイズが合わなくて、サイズ交換とか面倒くさいことになっていたと思うので、実店舗に行って直接選んで大正解でした。

 

あと、その時対応して下さった人が、月山に行ったことのある人で、色々と月山についての情報を教えてもらえたことと、レンタル以外に自分で用意しなければいけない装備(例えば、ヘッドライトとか)は、ネットで売っているよとか、山以外でも災害時に使えるよとか、教えてもらえたので、わざわざお店に行った価値は十二分にありました。

 

また、レンタルしたことで、後で自分で装備を買う時に、どこのメーカーでどんな物を買えばよいのかも、目安にできるので(実際に、自分で買う時に同じメーカーの物を買いました。)、登山始める人には、初回レンタルするのはめちゃめちゃおススメです。

いきなり富士登山はハードルが高かったので準備登山することにしました

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登山なんて、学生の時以来なので、いきなり富士山はさすがにハードルが高いかなと思ってました。

 

友人に声をかけて、富士登山をしたことがある人から色々とアドバイスをもらったところ、「登山ガイドさんがいるツアーに申し込んだほうが良い。」という事をみんながいっていました。

(みんな若い頃に富士登山して、その1回でもう充分とのとこで、誰も一緒に行ってくれなかったw。)

 

なので、ガイドさん付きの富士登山のツアーは探しだしてみたところ、色々な旅行会社が企画していて、内容も値段もピンキリ。

どのツアーが合っているのか、複数のツアーと比較してみようとネットで検索していると、いつも利用している「四季の旅」でも、富士登山ツアーがあることを発見しました。

 

私、スピリチュアルも好きで、「四季の旅」はパワースポットとか、寺社仏閣の仏閣のツアーもやっていて、お値段もお手頃なので折に触れ利用しているんです。

バスで効率よく寺社仏閣を巡ってくれるうえに、自由時間もたっぷりとられていて、適度に放っておいてくれるし、一人で参加している人も結構いるので、一人で参加した時に居心地悪くならないんです。

 

四季の旅のHP: https://www.shikiclub.co.jp/shikitabi/

 

何気なく「四季の旅」のホームページを見ていたところ、出羽三山のツアーが目にとまりました。知らなかったんですけど、2021年は丑年御縁年といって、この年にお参りすると12回お参りしたことになるという、とてもラッキーな年でした。

そう言われると、めちゃめちゃ興味が湧いてきて、何とかして行ってみたいと思うようになりました。

 

四季の旅 出羽三山ツアー: https://www.shikiclub.co.jp/shikitabi/special_dewa/

 

出羽三山のツアーは、初日に湯殿さんと羽黒さんにお参りをして、宿坊に泊まり、翌日に早朝から月山の頂上にある月山神社に向けて登山してお参りをするスケジュールでした。

登山装備は必要だけれど、ホームページにはハイキングレベルが5段階中5で、レベルマックスではあるけれども、登山じゃなくてハイキングだから大丈夫!と思って申し込みました。

(実はこれは完全なる私の勘違いで、ハイキングレベル5は、登山中級者用のツアーだったことが、だいぶ後になって判明します。)

 

出羽三山ツアーには、登山の際の持ち物リストが書かれていたので、このリストに沿って準備すれば良いので、あれこれ悩まなくて良かったので一安心です。

 

自分で揃えなければいけない物もありましたけど、登山装備をレンタルしてくれるお店のリストもサイトの中に2社ほど記載されていたので、今回はレンタルも利用してみる事にしました。

 

そもそも富士登山もですが、出羽三山ツアー後にも登山をするのか、未知数だったので(月山登山辛かったら、富士山あきらめる可能性もあって)、今回は登山装備はレンタル出来るものはレンタルして、無駄な出費をしないようにしたのでした。

40才過ぎてから趣味として登山を始めました!

コロナ禍で行動が制限される中、密を避けて新たな趣味を見つけたいと思っていました。

ずっと続けられて、体力維持とかできて、色々な人と交流できそうな趣味ないかな~?と、考えて、登山にたどり着きました。

 

登山の経験は、小学校の頃に親に連れていかれたハイキングと、中学校の頃の学校行事で行った金時山登山のみです。元々「山は登るものではなく見るもの」と思っていました(笑)。

 

登山って、とにかく体力が必要な趣味だし、今まで山登り含めアウトドアにあまり親しんでなかった人間には、ハードルがめちゃくちゃ高いのも事実です。

でも、なんで今になって登山をしようと思うようになったかというと「富士山」です。

 

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毎年、夏になって「富士登山が開始された」というニュースを見ても、あまり興味はなかったです。理由は、登山には山小屋泊が避けては通れなくて、その山小屋の環境がとても過酷だということを聞いていたからです。汗にまみれた多くの人たちが、一か所に集められて、寝る場所も超ぎゅうぎゅうというのが、ネックになっていました。

 

しかし、時はコロナ禍、海外からの来日者も少なく、富士登山者数が減っているのと、山小屋もコロナ対策で受け入れ人数を、大幅に減らしているという話を聞いて、「登るなら今しかない」と思い立ったのが、登山を始めようと思ったきっかけです。

 

今がチャンスと思って、私の周りの友人に富士登山を誘ったところ、類は友を呼ぶわけで(笑)。私の周りの友人は、みんなインドア派で「何を言っているんだ。富士山は見るものだよ!」と、と冷たく断られました。

 

でも、「日本人として生まれたからには一度は登ってみたい!」、「年齢のことを考えると早めに登った方がいい!」と、思って一人でもツアーに参加したら連れて行ってもらえるのではと考えて色々と探し始めました。

 

後から思うと、登ろうと思った山が富士山で良かったです。と言うのも、富士登山に向けて装備とか準備すれば、他の山でも使えるからです。

 

結論から言うと、富士登山用に準備をしていた過程で、山形県の月山に先に登ることになり、そこで山登りの楽しみを知った私は、登山を趣味にすることができました。

 

大人になってから、それもだいぶ良い年(アラフォー)になってから、登山を始めるにあたり、どんな風に情報を得て準備をしていったのか、備忘のために残していこうと思います。

自分にとってもいい記録になるし、今後私のように登山を始めようとする人がいたら、何かの参考になれば良いなと思っています。