アウトプットとつぶやきと

日々のあれこれをランダムに綴っています

コーチングで自分の気づかなかった良さを知る

つい先日、半年間学んだコーチングのクラスが終了しました。

 

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コーチングって凄いなって思ったのは、最後の最後まで何らかの気づきがあるという事です。

 

卒業の日のレッスンでは、それまで受講した感想を各受講生が発表し、講師の方々や他の仲間が、その人に対するフィードバックを行いました。

 

その時のフィードバックで、今まで自分で気づいていなかった良さを知ることができました。卒業のプレゼントみたいで、とっても嬉しくありがたかったです。

 

コーチングのセッションは、コーチとクライアントの会話形式で進みます。

クライアントが話したい内容について、そのセッションでどのような結果を得たいのかを設定し、現状と目標に対するギャップを明らかにし、コーチからの質問などでクライアントの回答を通じて、気づきを得てそして行動につなげる、という流れがあります。

 

私もクライアント役の時には、色々と悩んでいる事やモヤモヤしている事について、テーマを決めてセッションをしてもらうのですが、例えば自分で認識している事と、周りが客観的に感じることには、隔たりがあったりします。

 

それをコーチングのセッションを通じて気づいたり、新しい考え方を知って取り入れる事になります。

 

コーチングのセッションではないのですが、卒業の日に、私もこの6か月を振り返っての発表を行って、その事に対するフィードバック(他の人からの客観的な意見)を受けた事は、まさに自分の認識と周りからの感じている事に対するギャップを気付かされました。

 

私が、コーチングを学びだしたきっかけでも書いた通り、私はコミュニケーションに対して苦手意識がありました。

 

「ああ、言えば良かった。」「こんなこと言わなければ良かった。」など、後で後悔することが多いんです。

 

その他にも、特に大勢の前で話す事、たくさんの人と話すシチュエーションや、初対面だったり、知らない人に話しかける事は、胃がぎゅーとなるくらい苦手です。

 

多分、周りから良い印象を持ってもらいたい願望があって、自分の中でコミュニケーションのハードルが上がるからだと思います。)

 

私は、コミュニケーションが苦手と思っていたのですが、フィードバックの時には「分かりやすく伝えている」「言葉のチョイスが良い」「コミュニケーションで悩んでいるように見えない」、「ロジカルに話をする」といったような意見をもらいました。

 

「あれ?それらができていれば、コミュニケーション苦手なはずではないはずなのに、なんでコミュニケーション苦手だと思っているんだろう??」と、心に引っ掛かりました。

 

フィードバックをきっかけに、頭の中でぐるぐる考えたところ、確かに大人数だとか、初対面の人に対するコミュニケーションは苦手意識はあるけれども、慣れた人や少人数の間でのコミュニケーションなら、緊張もしないで自分の言いたいことが伝えられやすいのかもということに気づきました。

 

自分の足りない場所にばかり気を取られていて、自分の持っている他の良い部分というのを気付けなかったですですが、客観的にな意見を複数の人からもらうことでやっと自分の良さについて気づいて認められました。

 

コミュニケーションは、色々なスタイルがあって、苦手なコミュニケーションスタイル(大人数とか知らない人に対してのもの)と、得意なコミュニケーションスタイル(少人数で知り合いに対してもの)がある事に気づけました。

 

コーチングを学んでいる時には、セッションの練習の時に相手役の人だけではなく他の生徒や講師の方々のフィードバック、意見も聞くことができるので、本当に多種多様な意見を聞くことができました。

 

このような周りからの客観的な意見というのは、日常生活ではあまり得ることが難しいと思いますが、コーチングを受けることで、少なくともコーチという別の人間1人からの客観的な意見を聞くことができるので、自分の気づかなかった点というのが知ることができます。

 

一つの事柄でも、見方が変われば違った気づきがあります。気づきが多ければその後の行動も変わってくると思います。

 

あと、基本的にコーチングというのは、批判であったり否定するような言葉がけはありません。全肯定して受け入れてもらえる環境の中でのフィードバックは、自己肯定感が爆上がりしますし、それに伴い安心感を感じられる状態になります。

 

安心して、自分の気づかなかったよさを知ることで、前向きに行動していけるような気がしています。

 

私は、自分はコミュニケーションが不得意なのではなく、苦手なコミュニケーションスタイルがあって、それに対して苦手意識を持っていただけで、得意なコミュニケーションスタイルの時には大丈夫。という事が分かったので、今後は自信をもってコミュニケーションをとる事ができるのではないかと思います。

登山装備品で買い足して良かったもの 3点

実際に登山をしてみて、「こんなのあったらいいなー!」とか「こっちの方がいいなぁ。」という気づきがいろいろとあって、後で買い足したものもあります。

 

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その中で買い足して良かったと思うもの三点について、今回はお話したいと思います。

 

まず一つ目は、サコッシュです。

皆さんサコッシュってご存知でしたか?私は聞いたことありませんでした。

コサッシュだと思っていました(笑)。

 

アウトドアショップで、「コサッシュ。」と店員さんに言って「あっ、サコッシュですね。」って、言い返されて恥ずかしい思いをしました。

 

サコッシュとは、ショルダーポシェットのことです。

webshop.montbell.jp

 

「リュックに何でも入るじゃん。」と思うかもしれないのですが、1度背負ってしまったリュックから、何かを取り出すのはすごく面倒くさいもので。

そういった時に、サコッシュがとても役に立ちます。

 

サコッシュには、お財布・携帯・ハンカチ・ティッシュ・日焼け止め・小腹が空いた時のお菓子などを入れることが多いです。

 

登山中もそうなのですが、登山口に行くまでの公共交通機関の移動の際にも、サッとパスもやスイカが出せるのでとても便利です。

 

私はモンベルサコッシュを買ったのですが、こちらがすごく優秀でパッカブルなので小さく折り畳めることもできますし、何よりとても軽いです。

 

そして、登山で汚れが付いた場合でも、すぐに洗うことができます。

 

一つ難点なのは、生地が薄くて中に何が入っているのか、見えてしまうことなのですが、小さな柄のついたクリアホルダー(B5版くらいかな?)を、サコッシュの中に入れる事で、外から中身が見えにくいですし、板になって形が安定します。

 

2つ目は登山用のお財布です。

普段使いのお財布は長財布で大きいですし、皮とかでしっかりした素材で作られているので重いです。

 

山に行く時は、できるだけかさばらなくて、軽量なものを持っていきたいので、お財布も山用のものを買いました。

 

www.karrimor.jp

 

私はカリマーの首から下げられるタイプのものを、セールの時に安く購入しました。

 

特に小銭入れとか、分けられていたりはしないのですが、お札、カードや健康保険証類を含め、小銭と3つスペースを分ける事ができるので十分だと思います。

 

外側にもポケットがあるのですが、外側だと落としてしまいそうなので、私は活用したことがありません。

 

私はこのお財布をサコッシュの中に入れてしまうので、あまり首からは下げないのですが、首から下げることもできるので、いざという時はそういう使い方もできます。

 

3つ目に買ってよかったものは、ペットボトルホルダーです。

 

元々は、リュックのポケット部分に、500mlのペットボトルや水筒を差し込んでいたのですが、なかなか取り出しづらくて悩んでいました。

 

休憩中なら、リュックを下ろすこともできるのですが、山道を歩いていて喉が乾いてその場でササッと水分を補給したい時なんかには、もっと取り出しやすい位置にペットボトルがあるといいなぁと思っていました。

 

山に行った時に、すれ違う人がペットボトルフォルダーを使っていて、とても良さそうだったので、色々なメーカーのものを比較検討しました。

 

私は、またカリマーのペットボトルホルダーにもなる外付けポーチを買いました。

 

item.rakuten.co.jp

 

こちらは、エストベルトの所につける事や、リュックの肩口の所につけることもできます。

 

色々と移動できる、付ける場所を変える事が、できるのが気に入っています。

 

以上の3点を後から追加して購入したことで、その後の登山がとても楽になりました。

 

こういった装備って、1度自分で登山をしてみないと、何が不便で何があったら楽かというのは分からないです。

 

自分が感じる不便を解消するグッズや、ツアーなどで登山を前からやっているベテランさん達のお話を聞いて、便利グッズを増やしていくのも登山の楽しみの一つです。

コーチングでコミュニケーション力は上がったのか?

コーチングスクールで週1回のクラスで6ヶ月学んだ結果、当初の目的であったコミュニケーション力は上がったかと言うと、以前よりは上がりました。(自分比)

 

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と言っても、別人並に変わった訳ではなく、これまで自分が持っていたけど、自覚できていなかったコミュニケーション力を認知し、相手のお話を今まで以上に聞く、否定的な反応をしない、この3点でコミュ力は上がったと思います。

 

1つずつお話すると、最初の自覚できていなかったコミュニケーション力は、以前別の記事でも書いたのですが。

 

元々新しい人や大人数に対してのコミュニケーションは苦手でも、知っている人や少人数とのコミュニケーションは得意でした。

 

それを気づけていなかったのを、コーチングを学ぶうちに気づくことが出来、得意なコミュニケーションスタイルを強化する事で、コミュニケーションに対する苦手意識を減らすことが出来ました。

 

次に、相手の話を今まで以上にしっかり聞けるようになったのは、コーチングで習った傾聴の技術です。

 

例えば、「聞いていますよ。」と言う姿勢を示すために、頷きや相槌があります。

 

クラスの中で、頷きや相槌の有る無しを実習したのですが、頷きや相槌があると聞き手から承認して貰えているようで、安心して話す事が出来ました。

(相槌頷き無しの場合は、なんか怖くて話し憎かったです。)

 

最近では、特にZoomやTeamsと言ったオンラインを使ってコミュニケーションを取る事も多く、そういった時は大袈裟にリアクションして丁度いい事を学びました。

 

そして、3つ目の否定的な反応をしないは、コーチングの基本原則で、「相手の話した事を否定しない」と言う事があります。

 

なので、反応をする時に否定や批判的な態度は取らず、相手が話した事を「○○だったんだね。」「△△と思ったんだね。」と、復唱する事をメインに聞きます。

 

かと言って、無理やり否定や批判をしないようにしてきた訳ではなく、自然とそう思えるようになってきました。

 

それは、コーチングの練習を通して、たくさんの人の色々な考え方を聞いた事で、「世の中には、こういう風に考える人もいるんだな。」と、思えるようになったからだと思います。

 

私自身も、話をきちんと聞いてくれて、否定も批判もされないのが分かったら、安心してたくさん話せます。きっと、この様に感じる人は多いと思います。

 

コミュニケーションは、相手とのキャッチボールなので、相手が多く話してくれることで、コミュニケーションも活性化します。

 

こんな感じで、私は以前よりコミュニケーション力が上がったと感じる事が多くなりました。

 

私のコミュニケーション力は、以前から大きく変わった訳ではないと思いますが、着実に少しずつ前身したと思います。

私がコーチングを学ぼうと思ったきっかけ

この半年間、コーチングプレイスと言う名前のコーチングスクールで、週に1回のペースでコーチングを学んでいました。

 

そして、本日全てのカリキュラムを終了したところです。(パチパチ)

 

カリキュラムを終了という表現をしているのは、「卒業」だとそれで終わりな感じが私はするのですが、終わったと言うより「まだまだこれから」の気持ちが強いからです。

 

この半年間コーチングを学んで、色々な気づきがあって、コーチングって本当に良いなと実感しているので、これからコーチングで学んだこと等を、こちらのブログでも綴っていきたいと思います。

 

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今回は、なんでコーチングを学ぼうと思ったかについてお話します。

 

私は、人とのコミュニケーションに苦手意識を持っていて、「ああ言えばよかった。」とか「あんな風に言わなきゃ良かった。」と、思うことが多いんです。

 

気軽に知らない人に話しかけたりも、小心なんで出来ないですし、人前で話すことは1番の罰ゲームだと思うタイプです。

 

出来れば人とあまり関わりたくないと思ってました。ですが、1人では生きていけないので、人と関わらない事は不可能です。

 

そして、最近色々なところから「良い情報は人づてにやってくる事が多い。」という事を耳にして。

 

確かに、多種多様な人とゆるく繋がっていたら、普段は自分が耳にしない話も耳に入りやすくなるかもしれない。と、思うようになりました。

 

これは、コロナ禍で色々な情報が信ぴょう性の有る無しに限らず、飛び交うようになってきた事も影響しているかもしれません。

 

情報が飛び交う環境に身を置くといくとこは、コミュニケーション能力が必要になってくると思ったのです。

 

とは言え、コミュニケーションをとる事に苦手意識を持っていたので、「どうしたものかな。」と悩んでいました。

 

そんな時、コーチングプレイスの方の開かれるイベントに参加をしました。その方は、塙さんと言ってコーチングプレイスの代表の方にですが、(こう言ったら失礼かも知れないですが)決してコミュニケーションをとるのが得意そうではないのに、なんともいい空気感を出されているのです。

 

塙さんは、元々エンジニアをやられていた方で、口数はそんなに多くないのですが、ゆっくりゆる〜くふんわりした口調で、なんでも受け止めてくれるような雰囲気を醸し出されていました。

 

その時のイベントは、ストレングスファインダーと言って、自分の素質や強みを知ることの出来るツールがあるのですが、その勉強会のようなものだったと記憶しています。

 

そのイベントで、塙さんは「社交性とかコミュニケーションの資質低いんですけどね。」と言われながら、ほかの資質でカバーしている事、コーチングを学んで人とのコミュニケーションが円滑になった事を話されていて「え、コーチング学んだら、コミュ力上がるの??」って、思ったのがきっかけです。

 

また、私は今勤めている職場で10年目なのですが、そろそろ転職を考えていて、これからのキャリアについても色々と考えはじめていました。

 

転職に有利そうな資格とかも色々と調べたり検討したりもしたのですが、資格とかそんなのじゃなくて、これからの世の中はコミュ力を上げておくことの方が有意義なのでは?と、思うようになっていた事も後押しして、コーチングを学ぼうと決意したのです。

 

コーチングプレイスの良いところは、色々とあるのですが、私にとって1番良かったのは、コーチにならなくても良いと言う事です。

 

世の中のコーチングスクールって、コーチになる事を目指している所が多いと思うのですが、コーチングプレイスにはなってもならなくても良いのです。

 

私はコミュ力をあげるためにコーチングを学びたかったので、この緩さは本当に魅力的でした。

 

あと、宿題も毎回ある事はあるのですが、受講生は主に忙しい会社員やママさんなので、宿題やれなくてもOKなんです。

仕事とか忙しくて、宿題できないこともあると思うので、最初から「宿題やれなくてもOK」なのは、精神的に楽でした。

 

お支払いも、一括でも月々でも良いとの事で、都合が悪くなったら、途中で辞めても良いとの事で、何もかもがフレキシブル!

 

最悪、コーチング学んでみて、自分に合わなかったら辞められるので、コーチングスクールを気軽に試してみようという気になりました。

 

そんなこんなで、2021年5 月からコーチングを学びはじめました。

 

半年間学んで、今では以前の自分よりも人の話を聞けるようになったし、自分の事も周りの人の事も好きになりました。

 

こう思えるようになれた経過を、今後少しづつお話していきますね。

登山をして鍛えられたこと

これまで登山をしてこなかった私ですが、月山の登山と富士山の登山を経て自分の中の変化にいくつか気づきました。

 

それは何かというと、体力と判断力がついたことです。今回は、そのことについて少し詳しくお話していきたいと思います。

 

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元々の私の体力と判断力なのですが、私は普段事務の仕事をしています。なので、あまり意識をしないと体を使ったりしませんし、仕事もルーティンなので慣れてしまいそんなに頭を使うことがありません。

 

体力面については、普段は1日1万歩を目指して歩いたり、階段があればエスカレーターは使わずに階段を使うようにしていたり、あと週に何回かはストレッチのクラスをオンラインで受けています、その程度です。

 

何も運動していない人に比べたら、少しは運動をしている方かもしれません。ですが、そんなに負荷の強い運動というわけでもないです。

 

登山を始めて、ずっと山を上ったり下ったりするわけなので、まずは持久力がつきました。

 

これまではどちらかと言うと、短距離とか瞬発力を必要とするようなスポーツの方が得意で、マラソンとか持久力を使うものは苦手でした。なので、走ってもすぐ息が上がってしまっていました。

 

登山をすることで、ゆっくりペースで長い時間運動し続ける身体の使い方に慣れたので、一定のペースで運動し続けることができるようになり、息も上がりにくくなりました。

 

また、登ったり下ったりの過程で、股関節をよく動かすので、股関節周りも強くなった気がします。駅の階段とかも苦がなくスイスイと上れるますようになりました。

 

筋肉も、今までウォーキングとかだとあまり付きにくかったのが、上り下りで今まで使っていなかった脚の筋肉を使うことで、特に足の裏側に筋肉がつきました。

 

登山はウォーキングと違って、平行移動ではなくて上下運動なので、足を動かすことで腸も刺激されて排泄力が増しました(自分比)。

 

このようにして、登山で平坦な街中では鍛えることが難しい体のパーツを鍛えることができたのです。

 

次に判断力についてです。

私は、登山はできるだけ天気の良い時に行いたいと思っていて、天気予報を見ながらいつのタイミングで登ろうかということを考えています。

 

先の予定は、特に山の天気の予定は読みにくいので、色々な天気予報の情報を比較検討して「えい、やー。」と、日にちを決めなければなりません。

そこで判断力が必要となります。

 

また、登山をしている時の道で、どこが高低差が少ないか、どの場所の方が安定性があるか、というのを目で確認して瞬時に判断をして足を踏み出さなければいけません。

 

それを繰り返しすうちに、瞬時に考えて判断するということが、だんだん慣れて鍛えられていきました。

 

人は毎日どんな小さなことでも判断を繰り返して生きていると思いますが、条件反射で判断をしているということも多いと思います。

 

ですが登山の場合は、これまで日常で行なわないような判断ということもありますし、どの場所に次の足を置くということは、判断を間違えると転んで怪我に繋がってしまう可能性もあるので、慎重になり少し脳みそに負荷がかかかかります。

 

そういった負荷のかかる判断を繰り返すうちに、段々と判断力が増すように思えます。

 

このようにして「体力と判断力がついてきたな。」と、ジワジワと実感してきまして、日常生活においても、今までだったら行動を起こすのでが時間がかかってしまっていたようなことも瞬時に判断して体が動くようになりました。

 

この変化は日常生活に大きな違いをもたらしていると感じます。

 

なので、1度ついた体力と判断力を衰えさせたくないという気持ちもあって、登山を趣味にして頻繁に山に行きたいと思うようになったのです。

 

私の周りにも、すぐに決断ができないとか、ぐるぐる悩んでしまうという人がいるのですが、そういった人にこそ登山をオススメしたいです。

 

登山で行う決断は、グズグズなんて悩んでいる暇ないので、瞬時に決断ということを繰り返していくうちに、日常生活でもすぐに決断できるようになると思います。

 

また、決断したことをすぐに実行するためには、体力が必要なわけで、その体力も山に行ったら自動的についてきます。

 

皆さんも、山登り始めませんか。

 

外付けハードディスクが壊れてデータ復旧の見積もりを取った話

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・

形あるものはいつか壊れるものですが、それはいきなりやってきたりします。

 

過去の思い出の詰まった外付けハードディスクが、壊れてデータが取り出せなくなってしまいました。

 

私は元々パソコンや機械だのが苦手で、データのバックアップなどはあまり取っていませんでした。(←これ、ダメなやつ。)

 

今回データを保存していた外付けハードディスクが起動しなくなって、中のデータにアクセスできなくなりまして。

 

データ復旧の見積もりをしたのですが、あまりにもその金額が高かったので驚きました。そのことについてお話ししようと思います。

 

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壊れていることに気付いたきっかけは、携帯に保存してある写真の量が多くなり、どこか別の場所に移動させたいと思って、しばらく放置していた外付けハードディスクを思い出したことでした。

 

久し振りにパソコンに接続して起動しようとしたところ、うんともすんとも言いません。そしてエラーメッセージで「フォーマットをして下さい」と出てきていました。

 

機械に弱い私でも、フォーマットは初期の段階で行うことだと分かっていたので、「おかしいなぁ(汗)。」と嫌な予感がしました。

 

何度かハードディスクを接続し直したり、パソコンを立ち上げ直したりしても、同じエラーが出てきて先に進みません。

 

ネットで調べたところ、「フォーマットをして下さい」と出てきても、決してフォーマットはしてはならず、故障している可能性があるから専門業者に相談するのが一番とありました。

 

私は、バッファローの外付けハードディスク1TBを使っていたので、バッファローのホームページを確認したところ、データ復旧の見積もりをやってくれるサービスがあって、ネットから無料の見積もりを申し込みました。

 

www.buffalo.jp

ホームページの料金表を見たら、最低でも3万円からとなっていたので驚いたものの、データが戻ってくるのであれば3万円くらいであれば頑張って出してもいいかなぁと思いました。

 

型番やシリアルナンバーを入力して、不具合の状態も記載し、見積に申し込みます。外付けハードディスクは、持ち込んでもいいし、郵送で送ってもいいということだったので、平日は仕事で時間が取れそうもなかったので宅急便で送ることにしました。

 

水曜日に近所のコンビニから発送したら、金曜日には見積もりがメールで来ました。見積もり金額を見て息が止まるかと思いました。重度障害で最低金額13万円からとのこと。

 

予想していた金額(3万円)よりもプラス10万円は、しがない会社員にはあり得ない金額でした。

 

どうやら外付けハードディスク自体が故障していて、データが取り出せるかどうかは、解体して中の部品の状態などを確認しないと分からないということで。

 

もし解体してデータが取り出せるのであれば、見積もりの金額の13万円。

もしそれ以上に不具合が見つかって、プラスαで何か処置が必要な場合は13万円以上で再度見積もりが必要とのことでした。(いやいや、いくらかかるん?)

 

「ひょっとしたらメーカーであるバッファローが料金が高いのかも?」と思って、他のデータ復旧会社の情報をネットで確認したところ、何処のデータ復旧会社でも大体みんな10万円越えの費用がかかっているようでした。

 

コメントや口コミを見てみると、お金は払ったけど、結局一部しかデータが戻らなかった人や、「死んで持っていけるわけでもないので諦めることにしました。」というコメントを残し諦めた人など、実に様々でした。

 

実は、私の外付けハードディスクには、私がイギリスに留学していた時の写真が丸々保存されていました。

 

イギリス国内だけではなく、ヨーロッパ諸国も休暇の時に旅行をして撮り溜めた写真がまるまる入っていました。(涙)

 

大袈裟かもしれませんが、大人になってから楽しかった思い出の大半が、そのハードディスクに入っていた訳です。そのすべてデータが消えました。

 

データにアクセスが出来なくなってすぐの頃はショックで頭が真っ白になってきたのですが、よくよく考え直すと今までその写真にアクセスはしなかったわけで、大事な思い出ではあるけれど、日常では使うようなものではありません。

 

それに、たとえデータ復旧して手元に戻ったとしても、その後でそのデータを何かに使うのかと言ったら、多分おばあちゃんになった時に写真を見て懐かしむぐらいしかないだろうなと思いました。

 

そのため13万円は痛すぎます。そのお金で、どこか旅行に行けちゃいますよね。

 

思い出の写真が全部飛んだからといって、私の経験が消えるわけでもないし、その時の景色や情景は私の脳内に、そして魂に残っています。なので、もう写真はいいかなという気持ちになりました。

 

幸い留学中の写真でCD-ROMに写真を保存していた分は、少しですが残っていたので、すべての写真がなくなったわけではないので消えちゃった分は諦めることができました。

 

外付けハードディスクはいつ壊れるかもわからないので、バックアップに使うのはちょっと怖いなぁと思いました。

 

そこで友達に相談したところ、「クラウドにデータをあげとけばいいじゃん!」っていうことになって、いくつか調べてみました。

 

もともとグーグルのアカウントを持っていたので、Googleドライブが15GB使えることに気づいたので、ひとまず今携帯に残っている写真をGoogleドライブに移行したところそんなに容量を使わないことに気づきました。

 

外付けハードディスクで1TBの物を使っていた訳ですが、そんなに容量必要なかったかなということにも気付けて。

 

バックアップの一つとして外付けハードディスクを再び使うのであれば、そんなに容量が大きくないものを選ぶことが可能だとわかりました。

 

クラウドと容量の少ない外付けハードディスク、この2つを使ってバックアップや大事なメモリーは保存をしようと思います。

 

あと、写真はCD−ROMだと壊れて見れなくなる可能性は少ないのではないかとも思いました。

 

なので、大事な写真はCD−ROMにも入れて三重にバックアップを取っていこうと思います。

 

そもそもなんですけどね、外付けハードディスクは寿命が3年くらいだそうです。私これ知らなくて10年とか15年くらいはラクラク使えるものだと思ってたんですよね。

 

私の使っていた外付けハードディスクは、バッファローの見積もり時に8年半ぐらい前にリリースされた製造されたものということがわかりました。3年なんか余裕で超えちゃっていた訳です。なので壊れて当然だったんですね。

 

パソコンで外付けハードディスクを使っている人は、寿命は3年くらいというのを頭に入れて、壊れちゃえしまう前にデータを移行するなどして対策をしてみてください!

アラフォー 初めての富士登山 2日目

富士登山2日目の朝です。前日は9時ごろに寝て朝3時起きました。3時半に出発です。

朝って言うか、まだ夜中です。

 

一日目の記事は、こちら。

mamiemonblog.hatenablog.com

 

ゆっくり休めたかというと、正直そんなことはありませんでした。

慣れない場所というのと、寝袋が思ったよりも暑く、また、空気が薄いせいか心拍数がいつもより早い気がして、ぐっすりは眠れませんでした。

 

30分から1時間まどろんで目を覚ましを何回か繰り返すうちに3時になりました。

 

お手洗いが混んでしまうのが嫌だったので、ちょっと早めに起きて外にあるトイレに行こうとしたところ、山小屋の扉が開きません。

 

何事かと思ったら、もう下から登ってきている人達で小屋の前の道は混みあっており、入り口の扉にも人が座って休んでいたために、開かなかったんです。

 

お手洗いにも、建物の中で寒さをしのいでいる、(たぶん弾丸登山の)人達で混んでいました。

 

なかには具合の悪そうな人も何人かいて、無理をして頂上を目指すより、山小屋に泊って体を休めてから頂上を目指した方がいいんだろうなぁ、と思います。

 

お手洗いも済ませ支度を整えたら、あっという間に出発の時間です。外はまだ暗く、初めてのヘッドライトです。

 

ヘッドライト、もっと明るいのかと思ったら、本当に足元だけ薄っすら見えるくらいで、周りはよく見えません。

 

そんな中、岩場を頂上を目指して進んでいかなければいけないのは、登山初心者には結構怖いです。

 

前日に頑張ってなるべく上の山小屋に泊まっていて良かった、と思った瞬間でもありました。(暗い中、岩場を登る距離が少なく済むので。)

 

御来光を頂上で見ようとしている人達はたくさんいて、渋滞で止まることはなかったのですが、頂上まで人が連なっていました。

 

気が付くと、登山道の脇に寝転がっている人が何人かいて、何事かと思ったらどうやら高山病でダウンしている人達のようでした。

 

そういった人達を横目に、休憩なしでどんどん岩場を登っていくと、頂上の鳥居が目に入りました。約1時間ほどで山小屋から頂上にたどり着きました。

(この写真は、夜が明けて朝に上から撮ったものです。)

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頂上に着いた時はまだ日の出前で、吉田口のルートから入ってすぐの所が、ご来光が綺麗に見えるスポットということで、そこでご来光を待つことになりました。

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待つこと20分くらい。その日は雲というか霧で頂上は覆われていて、日の出の時間まで待ってみましたが、やっぱりご来光は見えませんでした。

(途中でリタイアして8合目の山小屋で待っていた人は、ご来光見れたそうです!)

 

霧も濃くなってきてしまい、まるで雨のようです。

陽もささないので、気温も上がらず寒かったのですが、せっかく頂上まで来たので、お鉢巡りに行きたいと思いました。

 

ガイドさんが「こんな霧だから、お鉢巡りをしても何も見えないだろうけど、行きたい人いますか?」と言ったところ私を含め10名弱くらいの人が手を挙げたので、ガイドさんが連れて行ってくれることになりました。

 

「今手を挙げた人たちは、お鉢巡りする体力残っていると思うので連れて行きますが、顔色とか様子を見て無理そうな人には下山するように言います。」って言っていて。

 

どうやらガイドさん達、参加者の顔色や様子(ふらふらしていたり、あくびをしているかどうかって言ってました)を見ながら、ずっと体調を気にしてくれていたみたいです。

 

希望者だけでお鉢巡りに出発しましたが、霧とゆうか雨の中、周りの景色はあまり見えずガイドさんを先頭にどんどん歩いていきます。

 

日本で一番高い場所、剣ヶ峰を目指したのですが、その前に”馬の背”という急な坂道があって、登るのが富士登山の中で一番辛かったです。まさにラスボス!

 

剣ヶ峰の石碑の前は通常だと写真を撮る行列が出来ているそうなのですが、その日はお鉢巡りをする人が少ないのか、とても空いていて、すぐに写真が撮れました。

 

私は剣ヶ峰で写真が撮れたので、お鉢巡りはそれで満足だったのですが、本来であれば見えるはずの火口とかが全く見えませんでした。

 

それを気の毒に思ったガイドさんが、おもむろに明らかに違う道に進みだして「えっ、どこに行くの?」と思ったら、

 

富士山の頂上には火口が大きいのと小さいのと2つあるそうで、その小さい火口の方にメンバーを連れてってくれました。

 

ガイドさんもその日初めて、小さい方の火口に降りたと言っていました。

(本当だったら降りてはいけない場所だったのかもしれません。)

 

加工の中から空を見上げると、うっすらと太陽が差し出してなんとも幻想的な風景でした。

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頂上がこんな霧じゃなかったら、小さい方の火口に降りることができなかったと思うので、とても貴重な経験ができたのでとっても満足でした。

 

お鉢巡りを終えて元来た場所らへんに帰ってきたら、あとは少しの自由時間しかなかったのですが、山小屋で持たせてもらったお弁当を食べる時間と、お土産や神社参拝に行きたい人は行く時間になりました。

 

本当に時間がなかったので、富士山頂上浅間大社にお参りに行って、そちらで頂上でしか売られていないお守りなどを買い、富士山五合目でもらった木札に刻印を入れてもらって、観光は終わりにしました。

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待ち合わせ場所の山小屋さんにって、豚汁を注文し、お弁当と一緒に流し込むように食べて、お手洗いにったらあっという間に下山の時間です。

 

下山した後で気づいたのですが、百名山の頂上にはピンバッチが売っていて、富士山頂上のピンバッチを買い忘れていました。ピンバッジを集めているので、富士山にまた登ろうと思います。(富士山に2度登る馬鹿w)

 

下山の準備を整えて、登山靴の靴紐を上まで閉めて、くるぶしを固定したら、あとはストックを出して一気に駆け下ります。

 

下りの道は砂利というか砂というか登りの時のような岩場ではないので、(私の場合 勇気を出せば)走り降りることができます。

 

お鉢巡りをしてない人達は、もう既に下山をしているので、その人達に追いつかなければいけないということをその時気付きました。

 

帰りのバスの時間が決まっているから、何とかして追い付かないといけません。ツアーガイドさんに降りる時のコツを聞いて一気に早足で下山します。

 

とはいえ、山を降りるのって苦手な人もいるもんで、苦手な人はスピードを出して降りることができないので、ペースがゆっくりになります。

 

そこでガイドさんは、順調に降りれそうな人達は先に早いペースで下っていくように指示が出され、私はそのメンバーの中に含まれていたので少人数で早めに下山することになりました。

 

その中でもペースが一番遅い私が、一番最初にペースメーカーとなり降りていきました。ずっと似たような砂と砂利の道をひたすら早足で降りていきます。

 

ガイドさんもいないので、どのタイミングで休憩をとったらいいのかも分からないし、曇天で写真を撮るために泊まろうという気にもなりません。

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途中でペースメーカーをするのが疲れてしまったので、他の人に代わってもらって頂上から5合目まで3回ぐらい休んだだけで一気に駆け下りました。

 

頂上からの下山時間は、標準タイムで4時間のところを5合目まで降りた時に時計を見たら3時間で降りてきていました。めっちゃ早い。

 

無事に下山をして最初に荷物をロッカーに預けた場所に着いたところ、先に下山した他のメンバーの人達も今着いたところということでした。

 

その人達は色々と写真を撮ったりしながら、ゆっくり下山してきたようなのですが、ちょうど間に合って良かったです。

 

着替えを済まして山の装備をレンタルした人は、その着替えをした建物の入り口でレンタルを返却できるということでした。

 

山の装備を家に持って帰って洗ったりしなくても済むので、私もレンタルにすればよかったなぁとその時思いました。(次回はレンタルします。)

 

まだバスの出発時間まで少し時間があったので、お土産を見たり、外の売店でアイスクリームを買って食べたりしていました。

 

そうこうしているうちに出発時間となり、また来た時に乗ったバスに乗り込んで富士山を後にしました。あっという間の1泊2日でした。

 

帰りはまっすぐ東京に帰ってくるのではなく、途中富士宮にある日帰り温泉施設「富岳温泉 花の湯」に寄って温泉に入って、そこで、バイキング形式の食事をとりました。

 

www.tokinosumika.com

 

ツアー中に仲良くなった方が、先にご飯を食べたいということだったので、私も便乗して食事をしました。

 

コロナ禍なので、トングを掴むのにもビニール手袋を使って掴むようなシステムになっていました。

 

その土地でとれた野菜や富士宮焼きそばなどもあって、私は野菜やフルーツを中心に頂いていただきました。

 

どうやらこちらの温泉施設は、他にもたくさんの富士登山のツアーが立ち寄っているようなので、お風呂の中にあるアメニティーに歯ブラシがありました。

 

山小屋では水が出ないと思って、歯磨きを一日我慢していたので、お風呂場の中に歯ブラシのアメニティがあって、磨くことができてとてもスッキリしました。

 

お風呂も大きく、何種類もあって、団体客が何人も来ても対応できるような施設でした。ゆっくりお風呂に浸かって凝り固まった筋肉をほぐして疲れを癒してから東京に帰れるのはとてもいいなぁと思いました。

 

バスに乗り込んだら、一路 東京へ出発です。帰りのバスはみんな疲れきっていてぐっすり寝ているようでした。新宿の西口に着いたのは夜の7時くらい。

 

仲良くなった方達とは、「本当は打ち上げとかにも行きたいね。」とは言っていたのですが、コロナ禍で8時までしかお店がやっていないので、そのまますんなりお別れとなりました。

 

富士登山を振り返ってみて、ガイドさんがいたから、高山病とかにもならずにペースを守って無事に山頂まで登ってることができたと思います。

 

また、ご一緒した人達も、明るく良い方が多かったので、一人で参加していたにも関わらず、楽しい富士登山となりました。

 

正直、想像していたよりも楽に楽しく富士山登ることができました。ピンバッジも頂上で買うのを忘れてしまったので、また登りたいなぁと思います。

 

山小屋が今年のように快適な感じであれば、山小屋泊のツアーで。

もし山小屋の宿泊人数が増えるのであれば、日帰り登山も考えたいなぁと思います。

 

富士山は一度登ったら、二度と登らないという人もいるみたいですけど、私には何度も登りたいお山の一つになりました。