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外付けハードディスクが壊れてデータ復旧の見積もりを取った話

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・

形あるものはいつか壊れるものですが、それはいきなりやってきたりします。

 

過去の思い出の詰まった外付けハードディスクが、壊れてデータが取り出せなくなってしまいました。

 

私は元々パソコンや機械だのが苦手で、データのバックアップなどはあまり取っていませんでした。(←これ、ダメなやつ。)

 

今回データを保存していた外付けハードディスクが起動しなくなって、中のデータにアクセスできなくなりまして。

 

データ復旧の見積もりをしたのですが、あまりにもその金額が高かったので驚きました。そのことについてお話ししようと思います。

 

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壊れていることに気付いたきっかけは、携帯に保存してある写真の量が多くなり、どこか別の場所に移動させたいと思って、しばらく放置していた外付けハードディスクを思い出したことでした。

 

久し振りにパソコンに接続して起動しようとしたところ、うんともすんとも言いません。そしてエラーメッセージで「フォーマットをして下さい」と出てきていました。

 

機械に弱い私でも、フォーマットは初期の段階で行うことだと分かっていたので、「おかしいなぁ(汗)。」と嫌な予感がしました。

 

何度かハードディスクを接続し直したり、パソコンを立ち上げ直したりしても、同じエラーが出てきて先に進みません。

 

ネットで調べたところ、「フォーマットをして下さい」と出てきても、決してフォーマットはしてはならず、故障している可能性があるから専門業者に相談するのが一番とありました。

 

私は、バッファローの外付けハードディスク1TBを使っていたので、バッファローのホームページを確認したところ、データ復旧の見積もりをやってくれるサービスがあって、ネットから無料の見積もりを申し込みました。

 

www.buffalo.jp

ホームページの料金表を見たら、最低でも3万円からとなっていたので驚いたものの、データが戻ってくるのであれば3万円くらいであれば頑張って出してもいいかなぁと思いました。

 

型番やシリアルナンバーを入力して、不具合の状態も記載し、見積に申し込みます。外付けハードディスクは、持ち込んでもいいし、郵送で送ってもいいということだったので、平日は仕事で時間が取れそうもなかったので宅急便で送ることにしました。

 

水曜日に近所のコンビニから発送したら、金曜日には見積もりがメールで来ました。見積もり金額を見て息が止まるかと思いました。重度障害で最低金額13万円からとのこと。

 

予想していた金額(3万円)よりもプラス10万円は、しがない会社員にはあり得ない金額でした。

 

どうやら外付けハードディスク自体が故障していて、データが取り出せるかどうかは、解体して中の部品の状態などを確認しないと分からないということで。

 

もし解体してデータが取り出せるのであれば、見積もりの金額の13万円。

もしそれ以上に不具合が見つかって、プラスαで何か処置が必要な場合は13万円以上で再度見積もりが必要とのことでした。(いやいや、いくらかかるん?)

 

「ひょっとしたらメーカーであるバッファローが料金が高いのかも?」と思って、他のデータ復旧会社の情報をネットで確認したところ、何処のデータ復旧会社でも大体みんな10万円越えの費用がかかっているようでした。

 

コメントや口コミを見てみると、お金は払ったけど、結局一部しかデータが戻らなかった人や、「死んで持っていけるわけでもないので諦めることにしました。」というコメントを残し諦めた人など、実に様々でした。

 

実は、私の外付けハードディスクには、私がイギリスに留学していた時の写真が丸々保存されていました。

 

イギリス国内だけではなく、ヨーロッパ諸国も休暇の時に旅行をして撮り溜めた写真がまるまる入っていました。(涙)

 

大袈裟かもしれませんが、大人になってから楽しかった思い出の大半が、そのハードディスクに入っていた訳です。そのすべてデータが消えました。

 

データにアクセスが出来なくなってすぐの頃はショックで頭が真っ白になってきたのですが、よくよく考え直すと今までその写真にアクセスはしなかったわけで、大事な思い出ではあるけれど、日常では使うようなものではありません。

 

それに、たとえデータ復旧して手元に戻ったとしても、その後でそのデータを何かに使うのかと言ったら、多分おばあちゃんになった時に写真を見て懐かしむぐらいしかないだろうなと思いました。

 

そのため13万円は痛すぎます。そのお金で、どこか旅行に行けちゃいますよね。

 

思い出の写真が全部飛んだからといって、私の経験が消えるわけでもないし、その時の景色や情景は私の脳内に、そして魂に残っています。なので、もう写真はいいかなという気持ちになりました。

 

幸い留学中の写真でCD-ROMに写真を保存していた分は、少しですが残っていたので、すべての写真がなくなったわけではないので消えちゃった分は諦めることができました。

 

外付けハードディスクはいつ壊れるかもわからないので、バックアップに使うのはちょっと怖いなぁと思いました。

 

そこで友達に相談したところ、「クラウドにデータをあげとけばいいじゃん!」っていうことになって、いくつか調べてみました。

 

もともとグーグルのアカウントを持っていたので、Googleドライブが15GB使えることに気づいたので、ひとまず今携帯に残っている写真をGoogleドライブに移行したところそんなに容量を使わないことに気づきました。

 

外付けハードディスクで1TBの物を使っていた訳ですが、そんなに容量必要なかったかなということにも気付けて。

 

バックアップの一つとして外付けハードディスクを再び使うのであれば、そんなに容量が大きくないものを選ぶことが可能だとわかりました。

 

クラウドと容量の少ない外付けハードディスク、この2つを使ってバックアップや大事なメモリーは保存をしようと思います。

 

あと、写真はCD−ROMだと壊れて見れなくなる可能性は少ないのではないかとも思いました。

 

なので、大事な写真はCD−ROMにも入れて三重にバックアップを取っていこうと思います。

 

そもそもなんですけどね、外付けハードディスクは寿命が3年くらいだそうです。私これ知らなくて10年とか15年くらいはラクラク使えるものだと思ってたんですよね。

 

私の使っていた外付けハードディスクは、バッファローの見積もり時に8年半ぐらい前にリリースされた製造されたものということがわかりました。3年なんか余裕で超えちゃっていた訳です。なので壊れて当然だったんですね。

 

パソコンで外付けハードディスクを使っている人は、寿命は3年くらいというのを頭に入れて、壊れちゃえしまう前にデータを移行するなどして対策をしてみてください!