アウトプットとつぶやきと

日々のあれこれをランダムに綴っています

登山デビューで月山登拝 丑年御縁年の出羽三山ツアー 1日目

別の記事でも書きました通り富士登山の前に準備登山で月山に登ることにしました。

 

mamiemonblog.hatenablog.com

 

なんで月山に登ることにしたかというと、旅行会社四季の旅のホームページで「今年は出羽三山は丑年御縁年」ということで、今年参拝した人は12回参拝したことになるというLucky Yearということを知り、とっても行きたくなったからです。

 

www.shikiclub.co.jp

 

出羽三山ツアーに申し込みをして、あとはホームページに書いてあったツアー参加に必要なものを「やまどうぐ屋」でレンタルしたり、自分で用意したりして着々と準備をしました。

 

コロナ禍で、誰かを旅行に誘うのも気が引けたので、1人で参加しました。

幸いバスツアーもオプションで2席を1人で使えたり、泊まる宿坊も個室を選ぶことができたので、できる限りソーシャルディスタンスは保つことができると判断しました。

 

ホームページに「女性の1人参加も歓迎」と書かれていたのが、参加を大きく後押ししました。

 

ツアー当日は、新宿の都庁前のバスターミナルからに集合して出発です。

集合場所には、リュックサックを背負った山の格好をした人達が集まっていて、中には女性1人で参加している人も結構いたので、内心ほっとしました。

 

バスに乗車して、目的地の出羽三山へ出発です。

このツアーでは、初日に湯殿山神社を参拝し、その後に羽黒山神社に行き、その日は羽黒さんの近くの宿坊に泊まります。

翌日は早朝から月山頂上へ登山をし、帰りの道すがら日帰り温泉でさっぱりして、新宿に帰ってくるというスケジュールでした。

 

このツアーの良いところは、登山の時に不要な荷物はバスに置いておけるところでした。

なので、登山のリュックサックに全ての荷物を詰め込む必要がないので、大きな旅行鞄に色々と必要なものは詰め込んで、分けて持っていきました。

 

服装なのですが、初日の湯殿山羽黒山神社でに行く時に、登山の格好が必要だったか分からなかったんですけれども、荷物を増やしたくなかったので登山の洋服を着ていました。

あとで振り返ると、初日は普段着で良かったのではないかなとも思いました。

 

東京から山形までは高速バスとはいえ、結構時間がかかります。

途中でいくつかのサービスエリアで休憩を取り湯殿山神社を目指しました。

 

最初の目的地の湯殿山神社は、「聞くなかれ 語るなかれ」と言われていて、どんな神社かというのは、参拝した人は話してはいけないことになっています。

なので、ここでは詳しくは書けないのですが、一の鳥居から二の鳥居に行くまでの道は往復のバスが出ているので、歩いたり登ったり辛い人も連れて行ってもらえます。

f:id:mamiemonblog:20210930135842j:plain

一の鳥居をくぐってからは、自分の足で歩かなければいけないのですが、そんなに急な山道ではないので辛くはありませんでした。

f:id:mamiemonblog:20210930155514j:plain

本当に語れないことが残念なくらい、普通の神社とは趣の異なるとても素晴らしい神社です。是非1度訪れてほしい!

 

湯殿山神社の参拝の次は、羽黒山神社です。

羽黒山神社は、ミシュランを獲得した石階段や五重塔などでも有名ですが、今回は石階段の登りはなく、直接羽黒山神社の近くまでバスで乗り付け、神社にお参りをした後、石階段を下るのみでした。

f:id:mamiemonblog:20210930155650j:plain

羽黒山神社に到着した時間が夕暮れ時で、オレンジ色の柔らかい日差しに包まれた神社は、ひぐらしの鳴く声が静かに響いていて、人もまばらで、なんとも懐かしいような、切ない気持ちがしました。

 

f:id:mamiemonblog:20210930155717j:plain

私の脳内にはBGMで森山直太朗の夏の終わりがエンドレスで響いていました。

 

なんか、小さい頃夏休みに田舎の祖母の家に行った時のことが、妙に思い出されてエモい気持ちになりました。

 

ちょっとおセンチな気持ちに浸りながら、羽黒山神社を参拝したら、バスの集合場所に行くために、有名な長い石階段を下ります。

f:id:mamiemonblog:20210930155749j:plain

石階段を登らなくてもよかったので、体力的には全然楽でした。

とはいえ、石階段の幅は狭く滑ったら大怪我をしてしまうので、気をつけながら長い階段を降りるのは、ずっと緊張してしまうので少し疲れました。

 

途中の石階段には、昔の人が遊び心で掘った様々な柄があるそうなのですが、降りるのに一生懸命で、その柄を探す余裕なんて全くありませんでした。(笑)

f:id:mamiemonblog:20210930155812j:plain

長い石階段は、夕暮れ時も近かったので人もあんまりいなかったり、階段の途中にある有名なお茶屋さんが閉まってしまったり、夏の終わりに少し物悲しい雰囲気が漂いました。

f:id:mamiemonblog:20210930155835j:plain

人気のいない石の階段を、ひぐらしの鳴き声を聞きながら、ずっと下っていくのは途中少し心もとなかったです。一緒のツアー参加者は、さっさと階段を下っていったのか、それとも他の道があってショートカットしたのか謎でした。

f:id:mamiemonblog:20210930155913j:plain

羽黒山神社参拝後の集合場所から、その日お世話になる宿坊まで、バスで移動しました。

 

相部屋でもOKの人は、宮田坊という宿坊に泊まり、その宿坊で皆で一緒に夕飯を頂きました。お夕飯は精進料理で、月山付近で採れた山菜などをふんだんに使われて、ボリューム満点のご飯でした。

f:id:mamiemonblog:20210930155939j:plain

 

私が特に美味しいと思ったのが名物のごま豆腐です。あんがかかっていてとろっとしてとても美味しかったです。

f:id:mamiemonblog:20210930160008j:plain

 

ご飯を食べ終わった人から、個室を希望していた人は、別の宿坊に移ります。今回お世話になったのは生田坊さんという宿坊でした。

f:id:mamiemonblog:20210930160035j:plain

歩いて行けなくもない距離だとは思うのですが、荷物もあるからか車で連れて行ってもらいました。

 

着いた人順で部屋を割り当てられたのですが、私が案内された部屋は生田坊さんの中でも新しいお部屋の一つということで、クーラーも完備されていて、真新しい匂いのする綺麗なお部屋でした。

f:id:mamiemonblog:20210930160100j:plain

荷物を一旦ほどいた後は、お風呂に入ったのですが、お風呂も温泉で茶褐色のお湯でした。温泉に入れると思っていなかったので、とても嬉しかったです。

ちょっと熱めのお湯に浸かったら、その日の疲れが全て吹っ飛ぶような感じでした。

 

お部屋に戻って次の日の支度をしたら、朝が早いのでそのまますぐにお布団に入って寝てしまいました。

 

個室だからマスクする必要もないし、お部屋にお手洗いも洗面もついているので、本当にゆっくり休むことができました。

また、羽黒山に行く時には、生田坊さんのお世話になりたいです。